今日からは友人に付き合います。彼とは高校1年生で同じクラスになり、いろいろないきさつがあって一緒に野球部に入った仲です。彼は弓道部、私は陸上部からの異色の入部でしたが、彼の左腕の強さ、私の足の速さが活きてともにレギュラーの座を獲得しました。こういうと格好がいいのですが、実際は9人の同級生でポジションを分け合っただけです。でも、愛知県には中京と東邦しか強豪がいなくて(愛工大名電は別の名前でしたし、至学館なんてまだ女子校でした)、我が校も秋の県大会のベスト8に入れました。今で言うと「21世紀枠」の資格条件に当てはまります。それなりに満足した高校野球生活だったのですが、ここで事件が起きました。渥美半島にある近くの学校が甲子園に出てしまったのです!成章高校で、プロでいうとヤクルトの小川投手の出身校です。勝てはしなかったですが、それほど強いと思ってなかった学校が、私が永遠に届かないと思い込んでた甲子園に行ってしまったのです!!
私の高校生活の最大のショックでした。それで1学期の面談まで「アフリカで鉱山技師になる。そのために大学は機械学科に行きます」と担任に言ってたのが変わりました。アフリカは私の小学校5年生から高校3年生までの変わらない夢だったのです。「高校野球の監督になる」ために教員の道を選んだんです。生徒にもよく言いましたが、「職業の選択なんて単純なきっかけで決まるもんだ」。結果的には36年間ずっと文化部でしたが、高校野球への思いは7月の地方予選が始まると私の心の奥底から湧き上がってきましたね。
てな、話をこの6日間すると思います。明日は東方面にドライブ、日曜からはマサイマラに行き、水曜はマトマイニで土産を買って帰ることになります。私は月曜と火曜に休みをもらい、水曜の午後に職場に戻ります。